インドネシアで破竹の勢いの中国EVメーカーをどう見るか(1)
本国の勢いを買って中国メーカーの海外展開が止まらない。
既に本国は中国は日本を抜いて世界一の自動車輸出国になっているのだが、海外での事業展開は徐々に『現地生産ステージ』に入っているといえよう。
今回は日本車のシェアが90%以上とまさに日本車天国のインドネシアで徐々にプレゼンスを発揮しつつある中国ブランド『ウーリン』(=WULING,五菱)について取り上げたい。
本国の勢いを買って中国メーカーの海外展開が止まらない。
既に本国は中国は日本を抜いて世界一の自動車輸出国になっているのだが、海外での事業展開は徐々に『現地生産ステージ』に入っているといえよう。
今回は日本車のシェアが90%以上とまさに日本車天国のインドネシアで徐々にプレゼンスを発揮しつつある中国ブランド『ウーリン』(=WULING,五菱)について取り上げたい。
昨年11月に12振りにフルモデルチェンジをしたインドネシアのナショナルブランド、キジャン。
基本設計をトラックベースか乗用車タイプに変更。ディーゼルエンジンを廃止し新たにハイブリッド車をラインアップに加えた。
ようやく世界基準のMPV(マルチ・パーパス・ヴィークル)となったこのキジャン・イノーバ・ぜニックスは国の富裕層だけでなく、海外のユーザーの心もガッチリつかみそうな予感が。
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